小児科
小児科
子どもは症状をうまく訴えられないことが多々あります。おうちの方からお話を伺って、お子さんを診察しながら、病気や重症度を診断していきます。
おうちの方の「いつもと様子が違う」「何かおかしい」といった印象が大切な手がかりになることも少なくありません。
小児科医は子どもの総合医ですので、体調不良以外でのささいなことでもお困りのことがあればご相談ください。また、疾患別の注意点などを記載したプリントを用いて具体的な説明を心がけています。
当院では完全予約制で診療を行っております。受診の際にはWEBからご予約ください。当日、午前の診察は朝7時、午後の診察は12時30分より予約可能です。受診までにWEB問診の入力をお願いします。
※初診の方もWEBよりご予約いただけます。
特に小さい頃は頻回に感染症にかかるためお熱を出す頻度が多くなります。いざお子さんが急に熱を出したりすると、不安になると思います。発熱はウイルスや細菌などの病原体が体に侵入したことに対する生理的な反応です。そのため、お子さんがぐったりしていることなく水分も取れていれば、解熱剤で無理に下げる必要はありません。あわてず、お子さんの様子を観察して対応しましょう。
咳はウイルスや細菌などを体から出そうとする生理的な反応なので、お薬で止めるのはお勧めしません。しかし、咳こみ嘔吐や睡眠障害が見られる場合など、症状が強い場合は咳を和らげるお薬を処方します。
気管支拡張剤のテープはゼーゼーする場合には効果がありますが、咳止めのお薬ではありません。症状に合わせて処方させていただいてます。中には喘息の症状の場合もありますので、必要な場合は発作を予防する治療も行います。
嘔吐や下痢といった胃腸炎症状では、脱水症状のサインを見逃さないようにしましょう。脱水症の初期治療は、経口補水液(ORS)を飲ませて水分補給することです。少量ずつこまめに摂取するようにしましょう。
小さなお子さんが、「おなかがいたい」とうまく伝えるのは難しいことです。ぐずるなどいつもと違う様子があり、嘔吐や下痢などを伴う場合は受診してください。
腹痛は便秘によるものや胃腸炎が多いですが、中には腸重積や急性虫垂炎などの病気が隠れていることもあります。
アトピー性皮膚炎・乳児湿疹の状況に応じて、保湿剤やステロイドなどの外用薬が必要なことがあります。お子さんの状況に合わせて処方します。クリニックで実際のスキンケアの指導も行っていますので、塗り方のコツなどもお伝えします。
感染による皮疹に対して診察や投薬を行います。伝染性膿痂疹(とびひ)、伝染性軟属腫(水いぼ)、みずぼうそう、麻疹(はしか)、風疹、伝染性紅斑(リンゴ病)、手足口病、突発性発疹など
蕁麻疹、虫刺され、にきびなどにも対応します。
ダニや花粉症などにより鼻水、くしゃみ、鼻閉などの鼻炎症状に悩まれているお子さんがいます。現在、5歳以上の方にはスギとダニに対する舌下免疫療法という治療法があります。従来行われてきたような対症療法(出てしまった症状を抑える治療法)ではなく、毎日ごく少量を服用することで体の免疫反応自体を起こしにくくする治療法です。
ご希望があればご相談ください。
など、診療を行います。専門的な診療が必要な場合には、近隣の医療機関に紹介します。